どういうお墓がよいお墓なの?
こういう形で、こういう色の石で、こういう大きさの墓石がよいお墓だ・・・等というものはありません。
お墓には、「死者を供養し祀る」という意義と、「この世に残された人の心の拠り所」としての意義があります。
従って死者を供養するのに、ふさわしいたたずまいがあり、死者と生者の語らいの場所、親を想い自分たちの生活の歴史を子供達に伝えていく場所として、ふさわしいお墓なら、いずれもよいお墓といえるのではないでしょうか。
お墓はいつ建てるとよいの?
特別な決まり(法律)はありません。
大切なのは供養の心です。思い立ったが吉日でよいと思います。
一般的には、四十九日、百ヶ日、月忌、一周忌、三回忌などの法要を営むときに納骨されることが多いようです。
価格の価値判断はどこでするの?
墓石に機能性は、全くありません。得られるのは、心の満足です。
格安墓石、超特売墓石を購入されて、心の満足が得られるでしょうか?
むろん高い墓石がよい、安い墓石は悪い、ということではありません。
亡くなった方を供養し、偲ぶお墓をお建てになるなら、建立された後、すがすがしい気持ちになれるお墓でなければなりません。
ご自分の死後の住まいとして、生前に建立されるお墓であるなら、自分らしい思い入れを込めたお墓を作られるべきでしょう。
従って目先の価格より、心の満足を重視されたお墓作りをお奨めします。
この場合、問題なのは、墓石の価値判断ができないということでしょう。
地元に根づいた評判のよい石材店なら安心です。
いい加減な仕事、法外な価格で建立すれば評判を落とし、仕事がこなくなるからです。
なぜなら建てた墓石は、お店の信用を背負ってずっとそこに建立されているのですから。
その点建立後、どこかへ行ってしまうブローカーや、にわかづくりの業者は怖いですね。
お墓を買う時にはどんな費用がかかるの?
・永代使用料
お墓を建てる時に「お墓を買う」と言いますが、正確には「永代使用権を買う」で、土地を所有する権利を買う訳ではありません。
ただし、永代使用権の内容や制度はそれぞれの契約によって異なりますから、契約内容を十分確認して買ってください。
・墓石費用
墓石の本体と外柵と工事費の3つが、必要な建墓の費用とされます。墓石の値段は、石の大きさと種類で数十万から1000万以上といわれますが、単純に価格が品質を反映しているというものでもないようです。
理由の一つとしては、石の種類により取れる量に差があり、その多い少ないによって、価値が決まってくるということがあげられます。
価格は石の色合いや組成物質の違いによってかなりの幅があります。
・管理費
墓地にある施設の維持・管理などに要する費用で毎年、支払うことになっています。管理費は滞納すると使用権を取り消される要因にもなるので(特に民間霊園)忘れないで払うようにしましょう。
墓地を探しているのですがどんな場所があるのですか?
墓地には大きく分けて民営墓地、公営墓地、寺院墓地の三つがあります。
墓地をお探しならば当社がご希望の墓地をお探しいたします。
お墓にも一般不動産のように課税されるのですか?
墓地には一切課税されません。
墓石などの購入時の消費税を除いては、「相続税」や「不動産取得税」などは一切かかりません。
お墓ができあがったらまず何をすれば?
お寺様にお経をあげてもらい、仏様の魂を入れる開眼供養が必要です。
お墓が完成しても、そのままでは、本当のお墓とはいえません。
お寺様にお経をあげてもらい、仏様の魂を入れることによって、お墓としての機能を果たすことになります。